1949-05-16 第5回国会 参議院 商工委員会 第17号
又高カロリーであるということのために、仮に数量は少くあつても、この需要者の希望には……まあいわば低品位炭十トンは、高品位炭ならこの半分の五トンなら五トンで済む、こういうことでありまして、それは從つて運賃その他の諸掛りをセイブするということに相成りますから、需要者としては高品位炭を希望することは、これはもとよりのことであります。
又高カロリーであるということのために、仮に数量は少くあつても、この需要者の希望には……まあいわば低品位炭十トンは、高品位炭ならこの半分の五トンなら五トンで済む、こういうことでありまして、それは從つて運賃その他の諸掛りをセイブするということに相成りますから、需要者としては高品位炭を希望することは、これはもとよりのことであります。
從つて運賃の面から調整して行かなければならない。要は海陸の総合計画というものがやはりなければならないと思うので、海賃調整の点もそういう観点から考えて行かなければならない、かように思うわけです。今後新らしい機構によつて運輸省の仕事が始められることになるわけでありますが、そういうふうな点についてのやりは一つの考え方を以て進められることが極めて望ましいと思う。
從つて運賃値上げ等に対しても、いたせるだけいたし、盡せるだけ盡してみて、そうしてやむを得ずここに値上げをしなければならないという根本の理由を、國民によく認識させて、その上で上げるということになれば、國民も納得しようと思いますが、ただどうも一概にその筋の意向である、指図であるから、やむを得ないじやないかとして、われわれは、しからばしかたがないと、うのみにのむことはできぬ、私はこういう考えを持つているのでありますが
その根本の理由といたしましては、昔はたとえば東京の始発から近い方のコストが非常に高くかかつており、遠距離に行くに從いまして輸送のコストが非常に逓減される、コストが逓減されるに從つて運賃が逓減するという理論の実際の面から來ておりましたが、今日はアライバル、ターミナルにおけるコストがユーニツクになつて來て、初めの方が安くて次第にコストが逓減されるという点が非常に稀薄になりました。
運賃の値上げはもとより私ども民自党としましては、芦田内閣のときの値上げのときにも二倍まではいいが、二倍以上の値上げはいかぬということを、われわれの立場から論議したのでありますから、從つて運賃値上げには賛成ではないのであります。一例をとつただけであります。こうした場合に運賃の値上げをすると、インフレが助長されて困るのだ。こういう考え方だけでは、考え方が半端じやないか。
最後に國鉄の経営合理化、能率増進に関する質疑でありまするが、國鉄の能率は終戰後、頓に減退したために輸送力は落ち、從つて運賃収入が上らず、又経営の合理化が進まないために、経費の節約が実績を挙げておらないことが、国鉄赤字財政の一つの理由であり、從つて今回の運賃引上の倍率にも至大の関連を持ちまして、國民にも負担の加重をかけるのでありまするから、各委員より國鉄当局に対し、強い反省と努力を促す意味の質問が多かつたのであります
從つて運賃の値上げ倍率の修正は、おそらく行われるであろう。そうすれば大藏大臣としては必ず補正予算程度のものは出さなければならぬのではないかという私の質問に対しまして、大藏大臣は、追加予算を出すということは、全然私は考えておらない。しかしながら、なるほど運賃の倍率の修正は、あるいは起るかもしれない。
○北村國務大臣 これは運賃の問題が当時問題になつておりましたので、從つて運賃倍率が変れば変化はくるけれども、收支の上に大した変化は來ないものと認める。当時さように申し述べたのであります。
從つて運賃値上げとは関連のないものと思います。なるほどダイヤを改正し、その他すべてのサービスを改善していきたいと考えておりますが、それがために運賃の改正を延期するという考えはもつておりません。またそれがために運賃の改正を延期すべきものでないと考えます。
從つて運賃値上げにこれは重大な関係がありますので、國民がこの点も考え、恐らくは公聽会においても、石炭の問題が各方面の意見に出たわけなんであります。だから大臣は一つよくお考えになつて、どの程度までカロリーの向上と、それから又石炭の節約によつて、どれだれの金額が浮くかということは、この委員会に対しまして御報告を願おうじやありませんか、これはそう簡單な問題でありませんよ。
ただ私鉄の小さなところはかなり多くかかつておりまして、從つて運賃率なども高いところはすでに一キロ一円というようなところがあるのであります。そういう点から言いますと、國鉄の方が相当に合理化と言いますか、何と言いましようか、いくらか成績がいいということは言い得るのであります。
從つて運賃は八十五錢七厘程度になりまして、合せて九十錢といたしております。今囘通行税の改正が行われますが、これは税法の改正が目下審議中でありまして、その成案の得次第、通行税の點は税法の改正のときに謳うことになつておりますことを御了解願いたいと思います。 第四條は、航路の普通旅客運賃につきましては、一應表にいたしております。附表の第一をお開き願いたいと思います。
從つて運賃がどうしても高くなつて行くというような現状になつております。これは將來價格を決定する場合には、十分その実情を考えて参りたいと思つております。併し先程お話のございました、山形縣の内部で、或る方面へ出します場合に、非常に運賃が嵩まつて困るという問題がある。
從つて運賃の改訂は、さつきも申し上げましたように、一方は經營合理化によつてできるだけやつて、そしてどの方面で何ほど運賃を上げたらよいかということは、今研究しておりますが、もしその方の研究が進み、同時にほかの物價も調整することが、來年度にならないうちに整いますれば、期を早めてやるようになるかもしれぬ、こう思いまするが、それはまだそこまで進行しておりませんから、はつきり申し上げられませんが、とにかく遲くも
特に先ほど申しましたように、財政法の趣旨に從つて運賃の値上げというものを必ず議會にかけるということも、はつきりしていないで、非常に國民に重大な關係のあるものを片つ方にそつとしておいて、こういうものだけ民意を反映させて委員會をつくるんだと言われても、私は――一見關係のないようでありますけれども、鐵道省の根本的なものの考え方をはつきりしないでは、こういうものを簡單に審議するのはどうかと考えておる一人であります
從つて運賃値上げになるかどういう形になるかしりませんが、少くとも運賃値上げということはまた考えられる問題であります。ところで財政法の第三條の趣旨によりますと、議會には必ず諮ることになつておりますが、遺憾ながらこの財政法はいつ實施されるかわかつておりません。
從つて運賃ということも考えなければならぬではないかという質問がございましたから、運賃ということも考えなければならないと思います。しこうしてその運賃が考えられる際に、まずもつて考慮さるべき點は貨物の方にあるかと思う。その貨物の運賃というものは、戰前物價のうちに含まれた運賃の比率から見て、現存値を上げましてもはるかに安い。三分の一ぐらいになつておる。
從つて運賃のごとき重要なものは將來國会の審議を経てからやるべきものである、こういうふうな基本的な考えがありましたが、その考えの下にこの鉄道法の改正を提案したのでありますけれども、若し何かの都合で財政法第三條が仮に暫く実施できないといたしました場合に、我々としてはどうするかということも申上げて置かなければならんと思います。
從つて運賃を支拂うことが莫大でありまして、今日ただいますでに氷が不足のために、漁村が魚を腐らすということ等があるのであります。その腐敗をさせないようにするには、どうしてもいかなる困難を忍んでも消費地へ運ばなければならぬ。